アクセンチュアの「底力」が発揮される瞬間。 それを味わいたくて、私はここにいるのかも。
M.K. システムインテグレーション&テクノロジー本部 業務プロセス・ITコンサルタント パートナー
アクセンチュアに入社してから、もう14年近くになります。この間を振り返ると、グローバルで本当にさまざまな経験を重ねることができました。入社数年で、機会があって米国に2年ほど勤務し、いろんな国のスタッフとチームを組み、小さいながらもプロジェクトをリードしていくような経験もしました。帰国後、通信・ハイテク業界を専門にするようになってからは、イギリスやドイツに滞在し、大手ハイテクメーカーの現地販売会社の業務改革立上げにも携わりました。
また、私は業務プロセスとITのコンサルティングが専門なのですが、縁あって通信会社の戦略コンサルティングを手がけたこともあります。当時戦略グループのリソースが不足していて、ならば私たちが自ら担おう、と営業戦略を立案。本当に脳みそが汗だくになるまで考え抜いて、アウトプットするコンサルティングをここで初めて味わった。ちなみにこの案件では、我々の提案がお客様に評価され、私たち自身が実行フェーズまで関わり、そのお客様の名刺を持ってアライアンス顧客開拓にも奮闘。異質の経験を得て、自分自身の成長に大いに繋がったような気がしますね。最近では、大手ハイテクメーカーのグローバルな調達物流改革を担い、中国に1年ほど駐在し、日中間での部品調達の仕組みを作り上げるといった仕事も手がけました。
アクセンチュアはよく「普通の会社の3倍の速さで成長できる会社だ」などと昔から言われていますが、これだけ密度の濃い経験をすれば、それも頷ける。自分の市場価値を高めるには絶好の場だと思います。
いろいろな仕事に関わってきましたが、なかでもアクセンチュアのコンサルティングの醍醐味を存分に堪能したのが、10年目に担当した大手ハイテクメーカー半導体部門のプロジェクト。当時、そのお客様の事業は苦戦されていて、それを打開するために、海外の生産会社や販売会社を含めてグローバルなSCMを導入しようということに。それも、複数の関連会社にまたがって物流や商流をひとつのOracleパッケージで統合しようという、きわめてチャレンジングなテーマでした。私はシニアマネジャーとして、その巨大なプロジェクトでのさまざまな局面をリードする一役を担いました。これは本当にきつかったですね。
お客様のビジネスの仕組みを、グローバルでまさに一からつくり直すような仕事でしたので、失敗は許されない。絶えず重いプレッシャーが襲ってくる。開発のピーク時には、100人を超えるメンバーたちと一緒にプロジェクトに没頭。そして、システムが稼動した直後は、お客様の国内工場のなかにある社長室をお借りして、そこに海外6ヵ所の生産拠点とホットラインを引いて24時間体制で初期トラブルに対応。工場に泊まり込むような日々が1ヵ月半ほど続いたでしょうか。
肉体的にも精神的にもタフでしたが、何としても成功させたかった。よく、いま代表をつとめている程が言うのですが『アクセンチュアにいれば、10年に一度くらい、本当にエポックメイキングな仕事ができる』と。まさにこのプロジェクトがそうだという実感があったのです。
そして、もうひとつ、私たちを奮い立たせたのが、お客様からの痛いほどの期待でした。当初はうまくいかずに散々怒られたのですが、1年ほどお客様のもとで必死に取り組むうちに、『君たちがいないと我々もうまくいかない』とか『がんばってくれ』という励ましをいただけるようになって……このシステムがきちんと回れば、お客様のビジネスは劇的に変わる。その成功イメージが、私たちのモチベーションでした。
3年半にも及ぶ大規模なプロジェクトであり、色々ありましたが、結果として思い通りの成果を出すことができました。たとえばこのシステムによって、そのお客様は月初1日目の定時には会計を〆ることができるようになった。10年かけて1ヶ月から1週間まで短縮し、これ以上は不可能といわれていたにもかかわらず。これは、ものすごく革新的なこと。後日、そのお客様は、CIOアワードを受賞されたのですが、そのお祝いの席に私たちもお招きいただきました。そのとき、お客様から『あのとき君たちがいたから、いまの私たちがある』という言葉をいただいた時は、まさにコンサルタント冥利に尽きる思いでした。
現在は、売上高数兆円というグローバル企業の全社受注管理システムの再構築プロジェクトに参画し、PJ全体管理のリードを務めています。これもまた難度の高い案件。これまでお客様自身で2度ほど再構築に取り組まれたのですが、なかなかうまくいかず、アクセンチュアにオファーが寄せられました。いま社内でもいちばん注目されている案件です。
巨大なプロジェクトを成功に導くのは、一筋縄ではいかない。さまざまな要因が絡んできて、問題が噴出していく。でも、敢えてそこに関わっていくことが、私は楽しい。アクセンチュアには、底力がある。ギブアップしないで必ずやり遂げるDNAがある。メンバーのベクトルを合わせれば、アクセンチュアはものすごい威力を発揮するのです。そのダイナミズムは言葉では表わせない。個人じゃ絶対に果たせない。もしかしたらその瞬間を何度も味わいたくて、私はアクセンチュアにいるのかもしれません。
▲トップへ戻る
次の記事を読む: アクセンチュア社員の声 - T.A -